西東京市・ひばりヶ丘・フェリチタ・美容院・美容室・デジタルパーマ
こんにちは!伊藤です。毛束を集めて、いろんなパーマの実験をしてます。

デジタルパーマがフェリチタでも勢いよく走り初め、ご高評頂いておりますが、
デジタルパーマと普通のパーマって何が違うのかという質問、みなさまが聞きたいものだと思います。
お答えしたいと思います。
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ざっくり言うと
形状記憶させてゴーーって乾かしてもパーマの弾力をしっかり出したい方はデジタルパーマ
柔らかくしっとり、スタイリング剤やドライヤーで自由自在に変化させたい方は普通のパーマ
です。
いろんな髪に対応出来るように実験してみました。
スタイリングのアドバイスもさせていただきますので、ご相談ください!!!
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普通のパーマとは、シャバシャバの液体のお薬を使う「コールドパーマ」というもの。
うちではDEMIの三種類のお薬を髪質に合わせて調合しています。
メリット
柔らかくしっとりかかる
スタイリングによってふんわりパーマをだしたり、ブローしたり仕上がりに変化をつけられる。
ショートや、細かいデザインパーマが楽しめる。
スタイルチェンジしやすい。
デメリット
濡れている時の方がパーマが出るので乾くとだれる。
スタイリング剤が必要な場合がある。
形状記憶しづらいのでパーマは徐々に落ちてしまう。
デジタルパーマとは、クリームのお薬を使い、ロットを温めるタイプの「ホットパーマ」とも言われます。
うちではULTEMAというお薬を使っています。
※お薬をつけてそのままロットに巻き、熱を加える『つけデジ』という方法で実験しています。
メリット
渇いた時にだれづらい弾力のあるパーマがかかる。
持ちがいい。
かかりづらい毛質にもかかる可能性が高い!
ストレートをかけた髪にもかけられる場合もある。
デメリット
しっかりかかるので、ストレートにはしづらい。
熱いので、ショートの根元からや、ツイストやピンパーマはかけることはできない。
パーマを戻す際ストレートパーマをかけなければいけない。
どちらもロット選定、薬剤選定、タイム設定、ホット系パーマは温度設定、など誤るとダメージに繋がる&逆にかからない・弱いなどがでてしまいます。
同じ髪質でいろんなパーマのかけ方で実験してみました。
同じ髪質に同じ大きさのロットを使用し、違うパーマのかけ方をしました。ロットを外した状態。

1 硬毛・ダメージレベル1・デジタルパーマ
2 硬毛・ダメージレベル1・コールドパーマ強め
3 硬毛・ダメージレベル1・コールドパーマ普通
4 硬毛・ダメージレベル1・コールドパーマ弱め
5 硬毛・ダメージレベル3・デジタルパーマ
6 硬毛・ダメージレベル3・コールドパーマ強め
7 硬毛・ダメージレベル3・コールドパーマ普通
8 硬毛・ダメージレベル3・コールドパーマ弱め
デジタルパーマの方がプリッとかかります。コールドパーマの方が緩め。
コールドパーマの場合、薬剤は弱めだとかかり悪いですね。
細い毛、普通毛で実験 ロットを外した状態。

9 細毛・ダメージレベル3・コールドパーマ弱め
10 細毛・ダメージレベル3・デジタルパーマ
11 細毛・ダメージレベル4・コールドパーマ弱め
12 細毛・ダメージレベル4・デジデジタルパーマ弱め
13 普通毛 ダメージレベル3 コールドパーマ弱め
14 普通毛・ダメージレベル3 デジタルパーマ
15 普通毛 ダメージレベル4 コールドパーマ弱め
16 普通毛・ダメージレベル4 デジタルパーマ
17 普通毛 ダメージレベル5 コールドパーマ弱め
18 普通毛・ダメージレベル5 デジタルパーマ
デジタルパーマも、コールドパーマも、ダメージが進行してしまうとパーマがプリッとかからなくなってしまいます。
硬毛に比べて、細、普通は弾力が少ないですね。
19~27はデジタルパーマの温度によるかかり具合の実験 ロットを外した状態。

19 普通毛・ダメージレベル2・55℃
20 普通毛・ダメージレベル2・60℃
21 普通毛・ダメージレベル2・70℃
22 普通毛・ダメージレベル2・80℃
23 普通毛・ダメージレベル3・55℃
24 普通毛・ダメージレベル3・60℃
25 普通毛・ダメージレベル3・70℃
26 普通毛・ダメージレベル3・80℃
27 普通毛・ダメージレベル3・100℃
写真だとちょっとわかりづらいですが、
温度が高ければ高いほど、固くかかります。
低いと柔らかくかかります。
フェリチタでは60℃をベースにかけていますが、23みたいに、ダメージ高いと低めの設定の方がキレイにカールがでました。
27は、さすがにバッサバサになってしまいました。100℃ではやりません。
それではー、乾かして、濡れていた時と乾いた時と見比べてみましょう!
わたしが持っているのは拡声器ではありません!
今凄く話題のdaisonのドライヤーです。
付属品のディフューザーを付けた状態!
柔らかい風で、パーマを崩さず乾かせます。

うーーーーーーーーーん、こんなに自分でも丁寧に乾かせない!!
daisonといえば突風!
ガンガン乾かしたほうが現実的!

ゴーーーーーーーーーーーってね!
みんなゴーって乾かしたいですよね。。。
結果

↓

デジタルパーマは熱処理するので、形状記憶力が強いです。
コールドパーマも薬剤を選べばしっかりかかるし、さらに柔らかいです。

↓

デジタルパーマの方がカールがそのまんま出ますね!
9,11コールドパーマだとここからスタイリング剤を揉み込むと、ゆるふわになりそうな。
普通毛の13、15はもう少し強めのコールドパーマの方が良かったかな。。

↓

19,20,23が質感良いです。
26,27は固くパリパリになってしまい質感悪いです。温度設定は大事!
まとめ
形状記憶させてゴーーって乾かしてもパーマの弾力をしっかり出したい方はデジタルパーマ
柔らかくしっとり、スタイリング剤やドライヤーで自由自在に変化させたい方はコールドパーマ
なので私達は、毛髪診断とカウンセリングをしっかり行って、デザインイメージとライフスタイルに合うものを選んでいきます。しっかりお伺いしていきますので、ご相談ください。
デジタルパーマ ¥10800
コールドパーマ ¥5400〜
伊藤


















