FELICITAのトップ画面ラスト3週目。
UNEVENのタイトルで被写体が先週と変わりました。



撮影の裏側を少しだけ書きます。
少し長めですが時間のある方は是非読んで下さい。
美容の神様の話。
撮影準備って結構大変なんです。
好きでやってるんで別に苦では有りませんが、遊びでは無くFELICITAのブランディングとして行っているので真剣です。
もちろん予算もかけています。
デザイン起こしてダメだして、また起こして、休みの日衣装探したりモデルと打ち合わせたり・・・。
そんな真剣な取り組みですが撮影前日モデルの仕込み日に事件が起こりました。
伊藤が営業中青い顔して寄ってきました。
「有馬さん・・・モデルと急に連絡が取れなくなりました」
「マジか、いつから?」
「今朝です。昨日まで連絡取り合って明日よろしくお願いします。とかやり取りしてたのに今朝になってLINEが未読スルーです。」
「モデルさんに何か起こったんじゃない?事故とか、、、」
「いや、恐らくバックレです。」
「なんで解るの?」
「昨日まで見られていたInstagramもブロックされて私の端末から見られません、が他の端末からは見られます。LINEもブロックと思われます。しかもInstagramに今日も暢気な写真UPしてます。」
「え、でも打ち合わせの時とか企画書渡して是非参加させて頂きます、的な感じだったじゃん」
「そうなんです」
「なのに?」
「なのに・・・」
「悪質だね」
「・・・涙」
これ撮影12時間前の出来事です。
(美容師の皆様、悪質なヤルヤル詐欺のモデルさんには注意しましょうね)
ここからが本当に読んでもらいたい事です。
担当の伊藤は急なモデルのバックれに動揺をしながらも頭を切り換えてどうにかこの穴を埋める行動を起こします。
過去に協力頂いていたモデルさんでテーマに合った子に片っ端から連絡取り始めました。
そこから2時間くらいして私たちのモデルの仕込みが終わった頃。
「2名テーマに近いモデルさんが時間帯により撮影可能ってレスポンスが有ります!どちらにしましょうか?」
「おお!2人!?じゃあこの子!!」
撮影10時間前。
そこから代ったモデルさんに合わせてスケッチでデザイン起こしてタイムテーブルずらして、衣装ずらしてなんやかんや。
終電間際の帰りがけは泣きそうな顔してました。
目なんかパンパンに腫れ上がってます。
そして当日を迎え伊藤の目の腫れも引かないまま時間を大幅に変更しての撮影でしたが、限られた中でかなり好い作品が撮れました。
私の好きな言葉にこんな言葉があります。
「やる気は行動で見せ、努力は結果で示せ。」
まさしく行動から結果を出してくれました。
昨日今日の努力では無く、数年モデルさんを使ってスタイル写真を撮り続け、多数のモデルさんと信頼を築き上げて来たからこそ努力の積み重ねが今回の事故のようなバックレ事件を大逆転の作品にたどり着く見本の様な出来事だと思います。
努力がいつも結果に繋がるとは限りません。
しかし努力していなければ絶対結果は出ませんモノね(^^)
美容の神様はちゃんと伊藤の事を見ていましたって言う話☆
hair eri ito
make yukiko oura
stylist kengo arima
photo shinya ueda
model morizou


















